かっちゃん、世界一周やめたってよ。
さあ、ニースに到着。
前日の電車大移動の影響もあり、朝から全く外に出る意欲が湧かない。
11時頃までベッドでゴロゴロ。
ここでついに、手を染めてはいけなかったはずの行動に出る。
日本行きの航空券を調べる。
なおこの時点で3月25日。(本来の帰国予定日は4月5日)
次の日の夕方発、パリ上海経由で安い航空券があるじゃないか。
おもむろに購入ボタンを押そうとするが葛藤が始まる。
本当に帰るのか。
約10分間の葛藤の末、航空券を購入。
そうなんです、買ってしまいました。
ということで、割といろんな人にびっくりされたのですが、ニース→パリ→上海→成田と、2度の乗り継ぎ、計22時間の移動を経て、3/27 21時に成田に帰ってきました。
あれだけ海外旅行にはまっていた僕がなぜ急に帰ってきたのか。
まさかの、飽きた。
これはヨーロッパに対してなのか、旅に対してなのかはよくわかりません。両方な気もします。
国が違えど、やはり観光旅行で見る街並みというのはどこの国に行ってもさほどは変わらず、あーまた「いわゆるヨーロッパの街並み」やな、となってしまい、全く刺激を感じなくなってしまいました。
もし大自然のスイスを挟んでいなかったら、もっと帰国は早くなっていたように思います。
次は自然とか祭りのあるところに行きたいな。
あれだけこだわっていた写真を撮るときに適当になってしまっている自分に気づいたときに、こりゃダメだってなりました。
海外に対してお腹いっぱいになっちゃった感がありました。
しばらくヨーロッパ行きたくないです。笑
でも実際帰国してヨーロッパに留学とかでしばらく回ってた友達に聞くと、その友達も同じことを言っていました。彼のブログ。今度は南米回るのかな?
自分にとって旅とは。を考えた
自分にとって旅ってなんなんだろうっていうのをすごく考えました。特に一人になってからはそれをずっと考えていました。
日本でいろんなこと頑張ってる人とかと連絡していて、1つの違和感に気づきました。
僕は多分、社会(この場合日本社会を指す)と常に接してないと生きていけない人だ。
特に人の喜びに自分の喜びを感じる人だからこそ、常に誰かの役に立ってたり、何か価値を生み出しているっていう感覚がないとダメなんだなって。
承認欲求とかではないと思うんやけどこれって承認欲求なんでしょうか、よくわからない。
じゃあ今の自分ってどんな価値出せるのって考えたときに、僕にはコミュニケーションスキルしかないからこそ、日本にいなきゃいけないなって思いました。
もっと言うと、多分それしかできることのない自分が嫌なんだと思います。昔からずっと、自分の能力面、スキル面に関するコンプレックスがあるので。
自分の能力面、スキル面と向き合うことを避け続けた結果今に至るのかなと。
長期休みの度に海外に行くと、やらなきゃいけないこととか、関係とか、一旦全て断ち切って飛び立つことになるんですね。
そこで、全てのことから離れて自分の思うようにできる。その感覚が多分好きだったんですよね。
でもそれって、本来向き合うべき、向き合いたいはずのいろんなことから逃げてただけなんだなあって。
海外飛び回ってるとなんとなくアクティブな感は出るので。笑
ただかなりお金も時間もかけたけど、後悔は全くしていません。
僕が大学に入ってから1つ意識しているのが、興味を持ったものがあるときに、違和感が出るまでまずとことんやり切ってみること。
これだけ選択肢が多い今、100の選択肢から自分にぴったり合う1つをピンポイントで選び出すってほとんど不可能に近いと思うんです。
だから、まずは違和感が出るまでやり切ってみる。そうやって選択肢を減らしながら、同時に自分のコアな部分(価値観的に譲れない部分)が見えてくる。
そうすると今度は100の選択肢からじゃなくて、70ぐらいの選択肢から選択できる。
しかも、自分のコアな部分に少し近づいている状態で。
これを繰り返していくことで、少しずつ自分一番しっくりくるもの(人生かけて打ち込めるようなもの)に当たる確率が上がってくると思っています。
今後何をするのか
すごく抽象的なのですが、今はもっと「デキる」人になりたいなっていう欲求がすごいです。
すんごい久しぶりに成長欲を感じていて、一年ぶりぐらいのレベルでギラギラしてるなって思います。
そこで、世界一周もやめました。
できないとか怖いとか、そういう理由をつけたいわけではなく。
ただ、今半年とかっていう長い時間をかけて一番やりたいことではなかった。
多分僕って、自分のスキル面や能力面に根本的に自信がないから、「世界一周します。しました。」って言うことで自分にコンテンツ性をつけたかっただけなんですよね。
もちろんいろんな景色みたいとかいろんな人と会いたいとかそういうのはあったけど、別に世界一周にこだわる必要はなかった。
僕は結局結構普通で真面目だから。これは卑下しているわけではなく、受け入れられました。
「他の人違うことがしたい」っていう人結構いると思うけど、僕の場合それは、
「他の人違うことがしたい」
のではなく
「他の人と同じことをしていても能力がないから勝てないし(全てが勝ち負けだとは全く思っていません)埋もれそうで、自分の価値なんて誰も気づいてくれなさそうで怖いから、他の人と違うことをすることで目立ちたい」
だけなんだと思います。
だから、僕のペースで僕らしくやればいいかなって今は思ってます。
留学が一年控えている関係上、休学はします。
おそらく休学して国内のどこかでゴリゴリと力をつける一年になるんじゃないかと思っています。
もちろんフラっと旅行ったりはあると思いますが。
まだ具体的に何をするのか決めたわけではないけど、なんとなくは見えてきている気がします。
ということで、語学留学がすでに決まっている夏休みを除き、この一年はしばらく日本にいることになりそうです。
まだまだ模索中ですがこれからも頑張っていきたいと思います。
大好きな、桜の季節です。
以上。ヨーロッパ編を読んでくれたみなさん、ありがとうございました!!
ヨーロッパ編終わり!!
PS 帰るって決めてから元気が出て写真のクオリティ上がった気がする。笑
インドかよここ。
さあさあナポリの次、フランスに向かう途中にフィレンツェとピサに寄って写真だけちゃっかり撮ってきました。笑
いやあ、思ってたより傾いてた。
塔よりも、みんなこうやって写真撮ってるのがちょっとクスッとなりました。
僕も思わず
撮ってません。
なんやろ、ひねくれてんのかな、意地でも取りたくなくなる。笑
本当に2分で立ち去りました。
その後イタリアピサからフランスニースへ。
朝8時半に鈍行の電車に乗り、昼過ぎ14時ぐらいには着く予定でした。
無事8時半の電車に乗る。ニースまでの乗り換えは3回。
動き出して10分、電車が止まる。
まあここまではよくあるし気にしない。
結局1時間遅れで1つ目の乗り換え駅に到着。
もちろん遅れたので予定の乗り換え電車ももうない。
次の電車は1時間後。まあいいや、昼ごはん食べるのにちょうどいいやってなってラッキーなことにマクドあったので昼飯。いちいちイライラしない。
ここまで一ヶ月でチーズバーガー10個以上食べてたけど、初めてセットメニューを頼む。
1200円。まあええや、セット頼むって決めたんやし。海外のマクドのセットはこんなもんや。
電車1時間遅れても、マクドで1200円払わされても動じない。成長したもんだ。
電車に乗る。また止まる。さすがにインドかよと思ったけどまあ気にならない。
結局当初の予定より2時間遅く2つ目の乗り換え駅に到着。現在13時半。
トイレに行きたい。なお、次の電車は何時かわからない。
海外では落ち着いて対処することが鉄則だと思っているため、まずトイレを済ませて落ち着く。
掲示板見てもわからず、駅員に聞く。優しかった。
駅員「(掲示板確認しながら)13時35分。うおー1分後や、走れ!プラットフォーム5!」
走る。
なおスイスで痛めた脚は完治ではないもののなんとか走れるぐらいには回復。
階段登って電車を見つけた!
しかしドアが開かない。発車。逃してしまった。
とぼとぼとさっきの駅員の元へ。(半笑)
僕「間に合わんかった。。」
駅員「おっけーおっけー次の探したる。うーん、13時40分。プラットフォーム2!走れ!」
僕「13時40分⁇1分後やんけ!」
走る。(2度目)
階段登って電車を見つけた!
しかしドアが目の前で閉まる。発車。逃してしまった。(2度目)
とぼとぼとさっきの駅員の元へ。(苦笑い)
駅員「また逃したんかいな。(呆れ顔)次なあ、13時48分や。プラットフォーム2!」
走る。(3度目)
プラットフォーム2にそんな電車ない。
アナウンスが流れる。
アナウンス「プラットフォーム11に変更になりました」(イタリア語)
多分そう言った。イタリア語やけどなんとなくわかった。気がする。多分神が降りてきて助けてくれたんや。とにかくもう逃したくない。
走る。(4度目)
そんな電車ない。そりゃそうや、イタリア語なんて聴き取れてるわけないやろうぬぼれんな。
もう嫌。誰か助けて。(ほんまにつぶやく)
日暮れるわ。汗だく。
さすがにもうさっきの駅員の元には行けず一人でもう一度掲示板見て20分待ってプラットフォーム2で乗車。
この時点でニースに14時過ぎ着予定が、18時までは確定。
3回目の乗り換え駅に到着。
次の電車は1時間後。え。1時間も待たなあかんの。
ここまでの旅で心の折れるようなことはなかったけれど、こりゃさすがにない。
なんだろう、ここまでくると、呆れるというか諦める。
一時間待ちと言われても笑えてくるだけでなんの感情も出てこない。
そして1時間待っても電車は来ない笑
もはやただの愚痴になってきちゃってます。
16時27分と16時50分と2本あるはずなのにこない。
16時50分に、これはおかしいと思いだいぶ向こうのプラットフォームを見ると、なんと俺の乗りたかった電車が。
発車時刻は16時51分。
ちなみにこれ逃すと次は18時20分。
走る。(5度目)
階段を走る。ピィー!と笛が鳴る。
「WAIT!!」
思わず叫ぶ。届いたようだ。
待っててくれた。
ということで三度目の正直、今度こそ乗れました。
しかしいつの間にプラットフォーム変更してんだよ。インドかよ。伝えろよ。
無事四度目の乗り換え駅に着いたのは19時過ぎ。
あたりは真っ暗。これが最終乗り換えだ。
しかし、ニース行きの電車が見当たらない。
終電も近い。これは野宿か。
しかしここは今日何度も追い込まれていたおかげか、いつの間にか時刻表の見方を覚えていたので難なくクリア。ニース行きがないだけでニースを通る電車を発見。どうやら最終便だったみたい。
ということで最終便も30分遅れで出発(普通になってきた笑)、しかも俺が持ってたチケットと違う会社の電車やったみたいで車内でお金もう一回払わされたけど、無事20時半にニース到着、ミッションクリア。
もうなんでもええわどうにでもしてくれって気分。笑
総所用時間→12時間(元々乗り換え込み6時間予定)
電車内時間→8.5時間
待ち時間→3.5時間
ただの愚痴でしたね今日の記事。笑
Wi-Fiも繋がらへんからひたすら音楽聴くのと考え事をし続ける12時間でした。
ある種日本→ヨーロッパの12時間の飛行機よりきつかった。
イタリアのローカル線、想像以上でした。
ここはインドだ。そう思おう。
帰国してから東急田園都市線の10分の遅れを笑って過ごせそう。
読んでくれたみなさん、ありがとうございました!
終わり。
洞窟は青かったらしい。
ナポリの目的はただ1つ。
カプリ島にある青の洞窟に行くこと。
これですね。有名なやつ。これのためだけに3日を費やして、南イタリアまで降りてきました。
でも青の洞窟は、光の加減や波の高さの影響で、100%入れるわけじゃありません。
調べてみると、3月に入れる可能性は50%(ちなみに夏だと80%ぐらいです。)
午前中の方が入りやすいみたい。
まあでもなんとかなるやろと思って9時ぐらいに宿を出ようかなと思ってました。
8時に起床。寝ぼけ眼にネットでカプリ島行きのフェリーの時間を調べてみると、
9:05
9:00
10:10
11:35
うーん、9時は間に合わんなあ、10時でいいや。一緒に行こうって行ってた同部屋のイタリア人起きてへんし。二度寝。
結局そのイタリア人は爆睡してるので一人で10時過ぎのフェリーに合わせて宿を出ようとすると宿のおばさんがどこ行くのって聞いてくれたから、事情を説明すると、10時過ぎのは港が違うくてもう間に合わないとのこと。あーあ、やっちゃった、まあええやって11:35のフェリーに乗って12:45にカプリ島に到着。
カプリ島から青の洞窟行きのフェリーがわからなくてインフォメーションセンターへ。
前の韓国人カップルとインフォメーションのおばさんの会話がチラッと聞こえてくる。
インフォメーションセンターのおばさん「キョgkfh...ドウクツ....ナイ。(イタリア語)」
韓国人カップルは結局何も買わずに出て行く。
僕「青の洞窟行きのフェリーのチケットください」
インフォメーションセンターのおばさん「キョウハ、モウ、アオノドウクツ、ハイレナイ。(イタリア語)」
僕「うん??」
今日は青の洞窟入れない⁉︎
昨日のうちにフェリーの時間調べておくべきやった。。
てか、二度寝するべきじゃなかった。。
とぼとぼと島内を歩き回る。
晴れてないしそんな綺麗じゃない。
一応地球の歩き方に書いてあるとこは全部回ったけど疲れただけ。
宿へ帰宅。
3日間の時間とフェリー代とナポリへの移動日計約7000円返しやがれ。
みなさん、物事にはベストシーズンたるものがあってですね、もしどうしても見たい景色等がある場合は、きっちり下調べをして行きましょう。
あと、できたらヨーロッパ、特に海側には夏に行きましょう。(今更)
以上、昨年9月雨季のカンボジアでアンコールワット朝4時台に起きて朝日見に行っても曇りで見れず、夕方行っても豪雨に打たれ夕陽も見れなかったかっちゃんがお伝え致しました。
読んでくれたみなさん、ありがとうございました!
終わり。
イタリア
どうも。最近いろんな人に今どこにいるのと聞かれるかっちゃんです。
スイスの後はヴェネツィアへ。
ベネチア、ヴェネチア、ヴェネツィア等いろんな表記がありますが、今回はヴェネツィアでいきます。笑
着いたのは夜で、路地が特徴のヴェネツィアの夜の怖いこと怖いこと。ホテルの見つけられないこと見つけられないこと。
真っ暗で街灯があんまなくて、道が細くて。
やっとホテル見つけて近くのイタリアンでご飯。
期待して食べた初めての本場のイタリアンの感想は…⁇
二人で口を揃えて、「ふっつーのイタリアンやな。笑」
スイス料理とかドイツ料理はほんまに美味い!本場や!って感じやったけど、イタリアンは割と普通でした。
まあスイス料理とかドイツ料理と比べてイタリアンを日本で食べ慣れてるからやろなー。
東京ってほんまになんでも食べれて、世界で一番ご飯が美味しい街って某T進予備校の今井先生が言ってたしねー。
次の日起きて出てみると昨晩の怖さのイメージとは一転、明るくてかわいい街並みが!
写真好きとしては絵になるたまらない場所で路地や橋で何枚もパシャパシャ。
ヴェネツィアは細い道が入り組んでいて、こんな細い道で合ってるの?って道を平気で進んでいく。
ちょっと歩くと広場があって、また細い道へ。
洗濯物。こんなとこで暮らしてる人がいるのね。
そんな感じでひたすら歩き続けます。
次の日はフェリーでそれぞれ20分、40分のムラーノ島、ブラーノ島へ。
これが当たりでした。
元々1日空白の日があって、どこに行こうか、でもローマ(大都市)にそんなに何日もいらないよなー、みたいな話をしていて、ピサに行こうかとか言ってたときに、たまたま見つけた島でした。
ムラーノ島はガラス、ブラーノ島はレースがそれぞれ有名みたい。
僕が特に感動したのはブラーノ島。
建物が全部カラフルでめっちゃかわいい。
30分あれば歩き切れる町やけど1日おっても飽きへんなー。
ヴェネツィアまで行っても意外とブラーノ島に気づかない人多いみたいなので、ヴェネツィアまで行った際にはぜひ。おすすめです。
ヴェネツィア最終晩、次の日にローマへ行くチケットを買おうとした時にミスに気づきました。
直前にチケット買うと高いです。
鉄道で移動する人は前もって予約しておくか(旅程固まるので個人的には好きじゃない)、目的地に着き次第次の目的地までのチケットを入手しておくのがおすすめです。
まあそんなこんなでローマへ。
大都市っっ!て感じ。観光客も多い。
割とふ~ん。って感じでした。
観光地ってやっぱり景色なりがよくて評価されてるから観光地として訪れられているわけやから、観光地つまんないとは思わないけど、少なくとも大都市はしばらくいいかなーって感じはしています。
ロンドン、ホーチミン、バンコク、クアラルンプール、ローマ、ケルン、ミュンヘン。。。
あんまり今まではピンと来たとこはないかなあ。
あ、でも今はアメリカの大都市にはめっちゃ行ってみたい。
夜は当日券取れたのでローマvsインテル。(この旅3回目の試合観戦)
この間香川観に行って出なかったリベンジを長友で果たしてきました。笑
試合終わった後のスタジアムの汚さ見て、日本ってすげえなあって思ったり。
そんなこんなで二人旅も終了、友達は日本に帰国しました。
その後の僕はというと、直接南仏へと移動するつもりだったのですが、なんとなく今南仏の街並み見てもピンとこない感じがした(ヨーロッパの街並みにちょっと飽きてる)ので急遽変更して南イタリアはナポリに移動することにしました。
旅程変更考えるの楽しかったなあ、26日ニース→グラナダ(スペイン)の飛行機にさえ間に合えばなんでもいいやって感じで。
一人になったしちょっとペース落としてのんびり行こうかな。脚の腫れ引かんし。
てことでナポリ→ピサ→ニース(フランス)→グラナダ(南スペイン)て感じで移動していきます。(ニースまでの移動にちゃっかり観光地挟む笑)
旅も残り2週間を切りました。(多分)
イタリア料理そろそろ飽きてきました。日本帰りてえ。風呂浸かりてえ。日本食食いてえ。家のベッドで寝てえ。
と言いながら旅を続けるかっちゃんからでした。
読んでくれたみなさん、ありがとうございました!
終わり。
2ヶ月ブログを書き続けて気づいた3つのメリット
ブログを始めて約2ヶ月が経ちました。
最初は世界一周もすることだしその練習として東南アジア、ヨーロッパでまあゆっくり始めてみるかあ、でもめんどくせえなあ。ぐらいの感じで始めたブログですが、気づくともう19記事目。
自分でもこれだけしっかりと続けられるとは思っていませんでした。笑
そんな僕でも、ブログを始めてからブログを書くいろんなメリットに気づきました。
今日はそんな気づきを少し紹介してみたいと思います。
題名はありがちですがご了承ください。笑
1 日頃から自分の思考を整理してアウトプットする癖がつく
どこかで聞いたことがありそうな文言ですね。笑
僕は元々自分の思考や気付きをノートに書きなぐったり整理したりする癖があったので、思考の整理や感情を書き残すこと自体は元々やっていました。
でも、それは自分が後で見返すぐらいのもので、決して誰かに見せることやフィードバックを受けることを意識した文章や言葉ではありません。
でもブログを書くことによって、どうしたらわかりやすい言葉遣いや構成になるか、自分こうやって考えているけどなんでこう考えるようになったのだろう、とか頭の中を整理して、人に見てもらうことを意識して言語化することにになるので、ちゃんと落とし込めるまでとことん考え、まとめるようになります。
これを日常的にやることでかなり自分の思考が整理、言語化されるのでおすすめです。
それを続けることが自分の思考を形作り、もっと言えば自分の価値観、人格を形作り、人生を作り上げていくのかなあって。
ちなみに、ノートに書きなぐったりするのもかなりおすすめで、こちらも今でも続けています。(僕のノート。大学入って2冊目)
これをやっていない人がいたら、ぜひやってみてください。
感情ってほんとにその一瞬のもので、一日、もっと言えば一分もすれば忘れてしまっていることも多々あります。
自分の感情を大事にして自分に素直に生きてくってほんとに大事で、でも自分も含めて大半の人はそれができてないんじゃないかなあって思います。
思考を整理することも大切だと思うけど、人に見せなくてもいいし、それはそれぞれの性格や考え方にもよってくるので、誰かに見せることに抵抗がある人は、まずはノートや日記に書くことから始めてみてください。
自分の字で、自分の言葉でその時の感情を書きなぐってみてください。
それが後々、すごく財産になると思います。
2 日常のトラブルやうまくいかないことにイライラしなくなるどころかむしろ楽しめる
これはブログを始めるまでは全く気づいてなかった副産物かつ僕がブログをおすすめする一番の理由なのですが、日常や旅の中で起きるトラブルをそのままイライラや焦りなどのマイナスの感情に変換するのではなく、これをそうブログに書こう、どうおもしろネタにしよう、と考えることで、マイナスの感情どころかむしろ楽しめるようになりました。
ラオスで犬に全力で襲われても、ラオス→ベトナムの飛行機のチケットなくて当日夜奔走することになっても、イギリスで野宿になりかけても、スイスのアルプスで大事故起こして歩けなくなっても、それを楽しめるようになりました。(一番のハプニング@東南アジアの記事)
とはいえ、もうちょっと気をつけるようにします。はい。
この一見マイナスな出来事をプラスに捉えて生活することって意外と重要かつ難しいことで、これは日本に帰ってからも持続できるようにしたいなって強く思いました。
これさえできるとストレスフリーな生活ができますからね。
尊敬しているある人の言葉
「相手が変わることを期待するより自分が変わる」
ほんとその通りで、人に対してだけじゃなくマイナスの出来事に対しても、起きてしまった事実自体はどう頑張っても変わらないので、そこでイライラしてもっと状況を悪くするのではなく、いかにその状況を自分が楽しめるか。
イライラしてもそこから何も生まれないしね。
その力をつけるだけで人生スッと楽になって楽しくなるんじゃないかなって。
特に日本人って、日頃からストレス抱え過ぎだと思うので。自戒も込めて。
ストレスを感じない生き方。課題であり目指すべきところだなあ。
日常生活の日本に帰ってからもできてこそって感じですね。
3 自分の旅がストーリーになる
これは主に旅のブログを書く人に限られてしまう可能性があるのですが、自分の旅をブログの記事として、一つのストーリーとして作るので、自分も楽しいし、それぞれの旅の思い出をきっちりと残すことができます。
これが意外と楽しくて、自分の中で本みたいなのができていっている感覚です。
でも、これって旅だけじゃなくて、日常にも当てはめられるんじゃないかなって思ってます。
別に僕がいるのがたまたま外国なだけで、日本での生活だって、自分で文字に起こして書き上げることで、自分のストーリーができるんじゃないかなって。
一度話としてまとめ上げることで、他の人に後で話すときにも話しやすくなりますね。
一個目に書いたアウトプットの部分ともかなり関わっていますね。
以上、3つのメリットを挙げてみました。
他にも、オフラインでも書けるので暇つぶしになる、海外にいる時に周りの人に生存していることを伝えられる、PC苦手な僕にとってタイピングの練習にちょっとなる等細々したちょっと変なのはあるのですが、特に思ったのは上の3つです。
どこかでよく見るような内容も多々あるのですが、ブログを始めようとなんて全く思ってなかった僕が自分の言葉で書くからこそ価値があるのかなあって。
ブログを始めたいなってちょっとでも思っている人、とりあえず始めてみてください。
ノートにいろいろ書くのめんどくさいなって思ってる人、今すぐ始めてみてください。
ちょっとでも読んでくれてる人の役に立てれば嬉しいです。
もっとこうしたらブログ読んでておもろいんちゃう?とかこうした方が読み手に有益じゃない?とかアドバイス等あればぜひ教えてください!
読んでくれたみなさん、ありがとうございました!
終わり。
山
どうも、スキー選手になりきれなかった大転落事故以来しばらくまともに歩けなかったけどようやくなんとか一人でまともに歩けるようになってきたかっちゃんです。
(ソリ事故の記事はこちら)
ご心配をおかけしました。
今回はいよいよスイス旅の大一番、ユングフラウヨッホ及びシルトホルンからお伝えします。(雪山につき写真が似たようなのに偏ってしまっている可能性有りです。)
どこやねんってなると思うので一度地図で確認。
この辺。
の、こんな感じに連なってる山々を。山岳鉄道でブンブン駆け抜けます。
今回はこの、ユングフラウパス?を使いました。
3日で約17000円で電車乗り放題。いやあ、高い。
ちなみに日数によって値段は変わります。
グリンデルワルト→→ユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホへ。
前日まで曇ってたのにこの日だけ快晴。運がいい。大事故起こしたの以外は。笑
ユングフラウヨッホは「Top of the Europe」と呼ばれていて、そこにあるスフィンクス展望台はヨーロッパで一番高い展望台。(3400m超、富士山よりちょい下、山自体は4000m超で富士山より高い)
もちろんスイス一番人気の展望台です。
富士山より高いところに電車でビューンて行けちゃうんですね。脚の動かない僕にぴったりですね。
未だかつてこんな手負いの状態で脚を引きずりながらユングフラウに登った人はいたのでしょうか。
クライネシャイデックから50分でてっぺんに到着。
神にでもなった気分でした。(One Piece空島編エネルのイメージ)
岩肌がすごい。(アイガー)
ユングフラウ。(確か、多分)
しかし2つだけ難点があります。もし将来行く人がいたら必ず気をつけてください。
1 寒すぎる(当たり前)
3月中旬現在、-12.3℃でした。笑
もちろん人生で一番寒かった。風吹いてきたらもう。
手は凍りそうになって力入らないし、鼻水ドゥルドゥル。
写真撮ろうと思ってもろくな表情できないし、手も動かない。
必ず手袋およびニット帽やフードの着用を。
2 光の反射がすごい
太陽から近いからなのか、雪が白いからなのかわからないけど、光の反射がすごくてすんごい眩しいです。
これは北海道とかの山も一緒なのかな?よくわからんけど。
サングラスの着用が必須。じゃないと景色よく見れないし写真も撮れないよ。
これはユングフラウ以外の山も共通です。
まあそんな感じで十分堪能して、寒すぎたこともあり1時間で撤退。次の日はシルトホルンに登ることになっていたので、そのふもとのミューレンへ。
2時間ぐらいかけて到着。
この町はアイガー、メンヒ、ユングフラウのアルプス三山がはっきりと見えて、また自動車の使用が禁止されている小さな山中の町。
前の記事ですでに出ているインターラーケンやグリンデルワルトはユングフラウ地域の拠点になっていて宿泊する人が多いのですが、ここは完全に穴場。
完全に雪が積もっていて脚がやられている僕にとっては少々辛かったですが、歩きで完結するほど小さな町やし、人が少なくて別にのんびり歩けばいいしで特に問題なし。
車がいないだけでこんなに静かなんですね。
完全にこの町が気に入って脚悪いのに歩き回る。
今までの好きな町で5本指には入ったかな。(好きな街後日紹介します)
ホテルに着くと、部屋空いてるから唯一wifiの通るかつアルプスのパノラマの見える部屋にしておいたよって。もう最高すぎて。
部屋からの景色がこれ。アルプス三山が見渡せる。まるで高級ホテルを取ったかのよう。
次の日は朝からシルトホルンへ。
シルトホルンはこの地域二番人気の展望台。
周りに高い山がないから360°パノラマで見渡せるとのこと。
ちょっと山がお腹いっぱいになっててユングフラウほど感動できなかった感は否めないけど確かに周り全部見渡せてすごかったです。
もうちょい感動表現の語彙増やしたいなあ。やばいとかすげえしか言ってない。
始めて思ったそんなこと。
シルトホルン終わった後は雪山やソリの忌まわしき思い出と別れを告げ、無事首都ベルンに戻ってきました。
ちなみに事故の思い出とはお別れできたものの、脚の痛みとは別れを告げることができず。話し合いの結果もう少しだけお付き合いすることになりました。俺は別れたいって言ったのに。
明日はイタリア、ベネチアに移動。
スイスこれまでのヨーロッパの国で一番でした。あー、でもスペインもいいなあ。ヨーロッパ旅行を考えている人、自然が好きな人、おいしい食べ物が食べたい人はスイスかなりおすすめです。
山岳鉄道やら食費やらかなり費用がかさむけどね。
次はベネチアからですー。
読んでくれたみなさん、ありがとうございました!
終わり。
スイスでオリンピックスキー代表選手になりました。
どうも。最近いろんな人からブログ見てるよ!おもしろいね!とか言ってもらえてすごく喜んでいるかっちゃんです。(単純)
やっぱりいろんな人に見てもらえると書くモチベーションも上がりますね。いつもみなさんありがとうございます。
今は旅をしているからどうしても旅日記のようになりがちなのですが、もっと普段考えてることとか気づいたこと、読んでくれた人に何かを考えるきっかけを与えられるような更新をしていきたいなって考えてる今日この頃です。
さて、今日は完全に写真とハプニングの回になりますね。笑
インターラーケンから山中を電車で約45分登って、グリンデルワルトというところに到着しました。
鉄道からテンション上がりまくり。
グリンデルワルトは山のふもと感満載。
恒例の無料バスに乗り宿に到着。
半端無く優しくいい感じのおじいちゃんが10時にも関わらずチェックインさせてくれた上に(ほんまは13時から)、部屋余ってるからドミトリーじゃない二人部屋にグレートアップしておいたよって。朝飯もついてるしアルプス見えるしきれいやし最高すぎてもう。
まずは地球の歩き方の展望台10選にも載っていて、グリンデルワルトからそのままゴンドラが出ているフィルストへ。
スイスにはフィルストみたいに、2000m越えの山が普通にある。西日本最大の石鎚山(愛媛県)より高いです。
ずーっとゴンドラで上がってく。あたり一面真っ白。
やばすぎるでしょ。
スイス人生で12ヶ国目なのですが、(内10ヶ国は昨夏と今春の大学の長期休みで)人も優しいし自然もきれいやし、ご飯も美味しいし今まで行った国で1位きたかもです。推しときます。
29フラン(3100円ぐらい) でターザンみたいなビューンて降りていくやつやりました。
雪山でこんな幸せな感じでは全然ないけど。
時速84kmやって、早すぎて寒すぎて空気薄くて前から吹雪いてきて息できへんかった。
その後は、周り全員スノーボードかスキーやってる中俺らだけ雪と戯れてなかったのがちょっと悔しかったので、ソリを借りてみました。(約1700円)
これがすべての過ちでした。
端っこのコースに行って、ソリを滑り始める。
最初はすごいゆっくりやってなんやこれってなってたけど、段々要領を掴んできてかなり楽しくなってくる。
最初の坂でスピード出しすぎて雪山に突っ込む。転倒。
「うわー、すげえ!!スピード早くて怖いけどめっちゃ楽しいやん!!」ってなる。
ここで調子乗ったのがほんまにあかんかった。今でも悔やまれる。
道端のスキーしてるおばちゃんにやり方教えてもらって、勢いよく急斜面を降りる。ここが唯一の急斜面やったみたい。
友達が降りて行ってコケたの見て爆笑した後、勢いよく降りていく。
普通はスキー靴履いてるから、足でブレーキかける感じになるんやけど、俺らスニーカーやから滑ってブレーキがかからない。
勢いつきすぎてコントロール不能に。
僕「やばいやばいやばい~!!!」
次の瞬間。
ふぁぁぁぁぁぁっ。
そう、まるでオリンピックスキー代表選手のごとく大ジャンプ。
いやいやこんな華麗じゃない。みなさん、ソリでこの状態になったことを想像してください。
想像できましたか??
もう大半の方はお気づきだと思いますが。
ものすっごいダサいです。
コントロールを失って勢いの増した僕を乗せたソリはそのまま見事にソリエリアを脱出、スキーエリアへ。もうこうなったらどうしようもない。スキーエリアを止まるまで降りていく。
時速80kmは優に出ていたであろう。あまりにもスピードが早すぎるのと、前から雪がびゅんびゅん飛んで来るせいで前は何も見えない。
していたサングラスをぶん投げる。
そのまま途中で足が引っかかり一周宙返り。
倒れた。
僕は今、アルプスの山の中央に横たわっている。足がじわじわ痛い。
周りから欧米人スキー客が集まってきて助けてくれた。
なんとか生き延びたようだ。あのスキーゾーンに落ちた時は完全に死ぬかと思った。
(*命に別状はありません)
スキー客に当たらなくて本当によかった。
そのあとSOS車に乗せられ途中のゴンドラ乗り場へ。
すんげえスピードで降りてくSOS車楽しかった。笑(反省しろ)
友達が迎えに来てくれて無事合流。
右膝の内側の靭帯を軽く痛めたのか、膝の捻挫(そんなんあるんか?)かわからないけれど歩けない。
しばらく雪には近づきたくない。完全にトラウマ。
ラオスで犬にガチで追いかけられて死にかけたけど、今回のはまじで危なかったですね。
*皆様、くれぐれも雪山でスニーカーでソリをしないようにしてください。(当たり前)
以上、ちょっと笑えないレベルのハプニングな一日でした!次はいよいよヨーロッパ一高い展望台のあるユングフラウヨッホからお届けします。右足引きずってでも行く。
では最後に、今日アクシデントがあって友達と合流した後に僕が一言目に発した言葉を紹介して今日の記事を締めたいと思います。
「ブログのネタになるなこれ。痛ってえ。」
*決してブログのネタを作るためにわざとコケた訳ではありません。
*この話はノンフィクションです。
*僕はかろうじて無事です。心配しなくて大丈夫です。
読んでくれたみなさん、ありがとうございました!
終わり。