スイスでオリンピックスキー代表選手になりました。
どうも。最近いろんな人からブログ見てるよ!おもしろいね!とか言ってもらえてすごく喜んでいるかっちゃんです。(単純)
やっぱりいろんな人に見てもらえると書くモチベーションも上がりますね。いつもみなさんありがとうございます。
今は旅をしているからどうしても旅日記のようになりがちなのですが、もっと普段考えてることとか気づいたこと、読んでくれた人に何かを考えるきっかけを与えられるような更新をしていきたいなって考えてる今日この頃です。
さて、今日は完全に写真とハプニングの回になりますね。笑
インターラーケンから山中を電車で約45分登って、グリンデルワルトというところに到着しました。
鉄道からテンション上がりまくり。
グリンデルワルトは山のふもと感満載。
恒例の無料バスに乗り宿に到着。
半端無く優しくいい感じのおじいちゃんが10時にも関わらずチェックインさせてくれた上に(ほんまは13時から)、部屋余ってるからドミトリーじゃない二人部屋にグレートアップしておいたよって。朝飯もついてるしアルプス見えるしきれいやし最高すぎてもう。
まずは地球の歩き方の展望台10選にも載っていて、グリンデルワルトからそのままゴンドラが出ているフィルストへ。
スイスにはフィルストみたいに、2000m越えの山が普通にある。西日本最大の石鎚山(愛媛県)より高いです。
ずーっとゴンドラで上がってく。あたり一面真っ白。
やばすぎるでしょ。
スイス人生で12ヶ国目なのですが、(内10ヶ国は昨夏と今春の大学の長期休みで)人も優しいし自然もきれいやし、ご飯も美味しいし今まで行った国で1位きたかもです。推しときます。
29フラン(3100円ぐらい) でターザンみたいなビューンて降りていくやつやりました。
雪山でこんな幸せな感じでは全然ないけど。
時速84kmやって、早すぎて寒すぎて空気薄くて前から吹雪いてきて息できへんかった。
その後は、周り全員スノーボードかスキーやってる中俺らだけ雪と戯れてなかったのがちょっと悔しかったので、ソリを借りてみました。(約1700円)
これがすべての過ちでした。
端っこのコースに行って、ソリを滑り始める。
最初はすごいゆっくりやってなんやこれってなってたけど、段々要領を掴んできてかなり楽しくなってくる。
最初の坂でスピード出しすぎて雪山に突っ込む。転倒。
「うわー、すげえ!!スピード早くて怖いけどめっちゃ楽しいやん!!」ってなる。
ここで調子乗ったのがほんまにあかんかった。今でも悔やまれる。
道端のスキーしてるおばちゃんにやり方教えてもらって、勢いよく急斜面を降りる。ここが唯一の急斜面やったみたい。
友達が降りて行ってコケたの見て爆笑した後、勢いよく降りていく。
普通はスキー靴履いてるから、足でブレーキかける感じになるんやけど、俺らスニーカーやから滑ってブレーキがかからない。
勢いつきすぎてコントロール不能に。
僕「やばいやばいやばい~!!!」
次の瞬間。
ふぁぁぁぁぁぁっ。
そう、まるでオリンピックスキー代表選手のごとく大ジャンプ。
いやいやこんな華麗じゃない。みなさん、ソリでこの状態になったことを想像してください。
想像できましたか??
もう大半の方はお気づきだと思いますが。
ものすっごいダサいです。
コントロールを失って勢いの増した僕を乗せたソリはそのまま見事にソリエリアを脱出、スキーエリアへ。もうこうなったらどうしようもない。スキーエリアを止まるまで降りていく。
時速80kmは優に出ていたであろう。あまりにもスピードが早すぎるのと、前から雪がびゅんびゅん飛んで来るせいで前は何も見えない。
していたサングラスをぶん投げる。
そのまま途中で足が引っかかり一周宙返り。
倒れた。
僕は今、アルプスの山の中央に横たわっている。足がじわじわ痛い。
周りから欧米人スキー客が集まってきて助けてくれた。
なんとか生き延びたようだ。あのスキーゾーンに落ちた時は完全に死ぬかと思った。
(*命に別状はありません)
スキー客に当たらなくて本当によかった。
そのあとSOS車に乗せられ途中のゴンドラ乗り場へ。
すんげえスピードで降りてくSOS車楽しかった。笑(反省しろ)
友達が迎えに来てくれて無事合流。
右膝の内側の靭帯を軽く痛めたのか、膝の捻挫(そんなんあるんか?)かわからないけれど歩けない。
しばらく雪には近づきたくない。完全にトラウマ。
ラオスで犬にガチで追いかけられて死にかけたけど、今回のはまじで危なかったですね。
*皆様、くれぐれも雪山でスニーカーでソリをしないようにしてください。(当たり前)
以上、ちょっと笑えないレベルのハプニングな一日でした!次はいよいよヨーロッパ一高い展望台のあるユングフラウヨッホからお届けします。右足引きずってでも行く。
では最後に、今日アクシデントがあって友達と合流した後に僕が一言目に発した言葉を紹介して今日の記事を締めたいと思います。
「ブログのネタになるなこれ。痛ってえ。」
*決してブログのネタを作るためにわざとコケた訳ではありません。
*この話はノンフィクションです。
*僕はかろうじて無事です。心配しなくて大丈夫です。
読んでくれたみなさん、ありがとうございました!
終わり。