大学生コロコロバックパッカーの旅と日常(仮)

アメリカ留学記

藤本克俊。21歳。早稲田大学国際教養学部三年。兵庫県西宮市出身。バイリンガル(関西弁と標準語)。英語はまだまだここから。今まで行った国→シンガポール、ドイツ、フランス、スペイン、イギリス、ベルギー、スイス、イタリア、オーストリア、セルビア、マレーシア、ベトナム、タイ、カンボジア、ラオス、フィリピン、アメリカ、カナダ、キューバ、ボリビア、チリ、ペルー。2015夏東南アジア周遊。2016春ヨーロッパ周遊。2016夏アメリカ周遊。2017夏から一年間アメリカ留学。

かっちゃん、世界一周やめたってよ。

 

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さあ、ニースに到着。

 

 

 

前日の電車大移動の影響もあり、朝から全く外に出る意欲が湧かない。

 

 

 

 

11時頃までベッドでゴロゴロ。

 

 

 

 

ここでついに、手を染めてはいけなかったはずの行動に出る。

 

 

 

 

日本行きの航空券を調べる。

 

 

 

 

なおこの時点で325日。(本来の帰国予定日は45)

 

 

 

 

次の日の夕方発、パリ上海経由で安い航空券があるじゃないか。

 

 

 

 

おもむろに購入ボタンを押そうとするが葛藤が始まる。

 

 

 

 

本当に帰るのか。

 

 

 

 

10分間の葛藤の末、航空券を購入。

 

 

 

 

そうなんです、買ってしまいました。

 

 

 

 

ということで、割といろんな人にびっくりされたのですが、ニース→パリ→上海→成田と、2度の乗り継ぎ、計22時間の移動を経て、3/27 21時に成田に帰ってきました。

 

 

 

 

あれだけ海外旅行にはまっていた僕がなぜ急に帰ってきたのか。

 

 

 

 

まさかの、飽きた。

 

 

 

 

これはヨーロッパに対してなのか、旅に対してなのかはよくわかりません。両方な気もします。

 

 

 

 

国が違えど、やはり観光旅行で見る街並みというのはどこの国に行ってもさほどは変わらず、あーまた「いわゆるヨーロッパの街並み」やな、となってしまい、全く刺激を感じなくなってしまいました。

 

 

 

 

もし大自然のスイスを挟んでいなかったら、もっと帰国は早くなっていたように思います。

 

 

 

 

次は自然とか祭りのあるところに行きたいな。

 

 

 

 

あれだけこだわっていた写真を撮るときに適当になってしまっている自分に気づいたときに、こりゃダメだってなりました。

 

 

 

 

海外に対してお腹いっぱいになっちゃった感がありました。

 

 

 

 

しばらくヨーロッパ行きたくないです。笑

 

 

 

 

でも実際帰国してヨーロッパに留学とかでしばらく回ってた友達に聞くと、その友達も同じことを言っていました。彼のブログ。今度は南米回るのかな?

なんちゃって理系大学生の南米渡航日記(前)

 

 

 

 

自分にとって旅とは。を考えた

 

 

 

 

自分にとって旅ってなんなんだろうっていうのをすごく考えました。特に一人になってからはそれをずっと考えていました。

 

 

 

 

日本でいろんなこと頑張ってる人とかと連絡していて、1つの違和感に気づきました。

 

 

 

 

僕は多分、社会(この場合日本社会を指す)と常に接してないと生きていけない人だ。

 

 

 

 

特に人の喜びに自分の喜びを感じる人だからこそ、常に誰かの役に立ってたり、何か価値を生み出しているっていう感覚がないとダメなんだなって。

 

 

 

 

承認欲求とかではないと思うんやけどこれって承認欲求なんでしょうか、よくわからない。

 

 

 

 

じゃあ今の自分ってどんな価値出せるのって考えたときに、僕にはコミュニケーションスキルしかないからこそ、日本にいなきゃいけないなって思いました。

 

 

 

 

もっと言うと、多分それしかできることのない自分が嫌なんだと思います。昔からずっと、自分の能力面、スキル面に関するコンプレックスがあるので。

 

 

 

 

自分の能力面、スキル面と向き合うことを避け続けた結果今に至るのかなと。

 

 

 

長期休みの度に海外に行くと、やらなきゃいけないこととか、関係とか、一旦全て断ち切って飛び立つことになるんですね。

 

 

 

そこで、全てのことから離れて自分の思うようにできる。その感覚が多分好きだったんですよね。

 

 

 

 

でもそれって、本来向き合うべき、向き合いたいはずのいろんなことから逃げてただけなんだなあって。

 

 

 

 

海外飛び回ってるとなんとなくアクティブな感は出るので。笑

 

 

 

 

ただかなりお金も時間もかけたけど、後悔は全くしていません。

 

 

 

 

僕が大学に入ってから1つ意識しているのが、興味を持ったものがあるときに、違和感が出るまでまずとことんやり切ってみること。

 

 

 

 

これだけ選択肢が多い今、100の選択肢から自分にぴったり合う1つをピンポイントで選び出すってほとんど不可能に近いと思うんです。

 

 

 

だから、まずは違和感が出るまでやり切ってみる。そうやって選択肢を減らしながら、同時に自分のコアな部分(価値観的に譲れない部分)が見えてくる。

 

 

 

そうすると今度は100の選択肢からじゃなくて、70ぐらいの選択肢から選択できる。

 

 

 

しかも、自分のコアな部分に少し近づいている状態で。

 

 

 

これを繰り返していくことで、少しずつ自分一番しっくりくるもの(人生かけて打ち込めるようなもの)に当たる確率が上がってくると思っています。

 

 

 

今後何をするのか

 

 

すごく抽象的なのですが、今はもっと「デキる」人になりたいなっていう欲求がすごいです。

 

 

 

 

すんごい久しぶりに成長欲を感じていて、一年ぶりぐらいのレベルでギラギラしてるなって思います。

 

 

 

 

そこで、世界一周もやめました。

 

 

 

 

できないとか怖いとか、そういう理由をつけたいわけではなく。

 

 

 

 

ただ、今半年とかっていう長い時間をかけて一番やりたいことではなかった。

 

 

 

 

多分僕って、自分のスキル面や能力面に根本的に自信がないから、「世界一周します。しました。」って言うことで自分にコンテンツ性をつけたかっただけなんですよね。

 

 

 

もちろんいろんな景色みたいとかいろんな人と会いたいとかそういうのはあったけど、別に世界一周にこだわる必要はなかった。

 

 

 

 

僕は結局結構普通で真面目だから。これは卑下しているわけではなく、受け入れられました。

 

 

 

 

「他の人違うことがしたい」っていう人結構いると思うけど、僕の場合それは、

 

 

 

 

「他の人違うことがしたい」

 

 

 

のではなく

 

 

 

「他の人と同じことをしていても能力がないから勝てないし(全てが勝ち負けだとは全く思っていません)埋もれそうで、自分の価値なんて誰も気づいてくれなさそうで怖いから、他の人と違うことをすることで目立ちたい」

 

 

 

だけなんだと思います。

 

 

 

 

だから、僕のペースで僕らしくやればいいかなって今は思ってます。

 

 

 

 

留学が一年控えている関係上、休学はします。

 

 

 

 

おそらく休学して国内のどこかでゴリゴリと力をつける一年になるんじゃないかと思っています。

 

 

 

 

もちろんフラっと旅行ったりはあると思いますが。

 

 

 

 

まだ具体的に何をするのか決めたわけではないけど、なんとなくは見えてきている気がします。

 

 

 

 

ということで、語学留学がすでに決まっている夏休みを除き、この一年はしばらく日本にいることになりそうです。

 

 

 

 

まだまだ模索中ですがこれからも頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

大好きな、桜の季節です。

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以上。ヨーロッパ編を読んでくれたみなさん、ありがとうございました!!

 

 

 

ヨーロッパ編終わり!!

 

 

 

 

PS 帰るって決めてから元気が出て写真のクオリティ上がった気がする。笑

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